幼児が礼儀正しく振舞うよう親はいつも気を遣う

幼児なりに片づけができたときは

それが「頑固」ということで、「意思が強いのとは逆のことです(第七話参照)。ほうかいこのように、子や夫の生活を崩壊させる根源になることがあるマタニティーブルーを軽視することは間違です。根源こそが大切です。それを見逃してはいけないと考えます。根源を放置しておいて、後で起きるいろいろな難問題一つ一つを問題にしても、修正や矯正がむずかしいのです。根源を早く修復すれば、楽に正せるだけでなく、そこから派生するたくさんの難問題が一度に解決できるのです本来なら、前にも述べたように、母乳育児によってブロクラチン(乳腺刺激ホルモンかつ母性化ホルモン)がたくさん分泌することもあって、母親は赤ちゃんにも夫や周りの人々にもますます優しくなるのですが、それとは逆に、「存在感」のゆらぎが少し強い場合には、今述べたように、家庭崩壊や離婚に発展することがあるのです。

子どもは別のところで遊んでいるというのではマタニティーブルーを軽視したり見逃すことのないように、慎重にしかも早く見つけて、少し重症でしたら、家庭による次のような薬によらない治療が必要です。早く見つける方法は、本人が不安感を訴えるのを聞き逃さないことと、本人の不安感や緊張感を目の表情から読み取ってあげることですマタニティーブルーの治し方自分がつかめなくなると言ってもいいでしょう。マタニティーブルーは自分を少し見失っている状態です。自分の「存在感」(自我)がゆらいでいるとも言えます。前にも述べたように、赤ちゃんとの一体感をつくって、集中した癒着の愛情を赤ちゃんに注ぐためには、母親自身は一歩下がって、赤ちゃんと対等の存在になる必要があります。それが母性愛です。

 

教育のできる母親なら

動耬だけでなく脳全体の働きが活発になり、頭の良い子に育つ」子犬や子猫も、小さなうちは1日中じゃれあってますよね。お互いの脳を鍛えているのでしょう。キャイーンなんて悲鳴を上げたりしながら、当然手加減というようなものも覚えますときどき力を入れすぎてケンカはしながらも、またすぐに仲直りして、いっしょに遊び始めます。そして、親犬や親猫がいちいちケンカの仲裁をしてしつけをしている様子はまるでないのに、じゃれ合う時期を過ぎるとピタリとやめます。人間の子どももまったく同じです。幼児をなだめたり「おもちゃはほかにもたくさんあるのに、よりによってどうしてあのおもちゃを取り合うのかしら?」と大人は不思議に思うものでも、「取っ組み合いは脳トレだ」と考えると、もしかしたら子どもたちは、本当はそのおもちゃで遊びたいわけではなくてそのおもちゃを取り合うふりをして、取っ組み合いをしたいだけなのではないかとすら思えてきませんか。本能が欲しているのかもしれません。だとしたら、できるだけおおらかな目で見守り、よほど危ない状況でない限り、ギリギリまでやらせておくのがいいのではないでしょうか。相手の親御さんとの信頼関係なしにはできないことですけれどある程度のところで、取っ組み合いが終わったら、叩くんじゃなくて『かして』って言ってみればいいんじゃないの?」とか「お友だちが使い終わるまで、こっちのおもちゃで遊んでもいいんじゃないの?などと、叩く以外の解決法を少しずつ教えましょう。一度教えたからってすぐにできるようになるわけじゃないですから根気よくです子犬や子猫と同様に、人間の子どもたちだって放っておいてもそのうち取っ組み合い自体は勝手にやめるのだろうと思うのですが、人間の子どもたちの場合、それでおしまいではなく、さらに高度なコミュニケーションを覚えていかなければなりませんけなし合い、ののしり合いけなし合い、ののしり合いで言葉の威力を知る叩き合いの時期は、男の子だと早くて4歳、遅いと小学生に入るくらいまで続きます叩き合いをしなくてすむようになったということは、すなわち自分の気持ちを言葉で伝え、相手の気持ちも言葉で理解することができるようになってきたということです。

    1. 伸ばしてあげていることになると思えばいいのではないでしょうかでもそれじゃあ
    1. 子どもはわがままです
    1. 子どもも怒りっぽくなるでしょうじゃ

育てなければならないと言って

母親は妹がかわいかったのです母は私をきらっていました。妹にそのことを訴えても気のせいだと言って、受けあってくれません。私は不幸です。いつも胸の中を風が吹きぬけるような淋しい気持ちです」と。そしてさらにつけ加えて、「私はもう早く死にたい。生きていてもつらいばかりです」と力なくつぶやき、涙をうかべます私は病棟でこの老女を抱いて背中をさすってあげました。
子どもをおくような保育からは

幼児は違うと言うのですが……8才男の子

痛みはしばらくは軽減したのですが、妹たち家族の理解は得られず、退院してから再発しているようです。家族の協力という受け皿のない方の心身症の治療はとても困難です。心身症は医者や薬で治せるものではなく、家族のだれかが治すものなのですから以上の例に限らず心身症は、必ずと言っていいほど乳幼児の時、特にその初期の育てられ方に原因があるのです。例外はほとんどありません。ですから、単なるストレス説で心身症を理解しないことが大切です。心身症の人に必要なのは、家族など身近な人とのかかわり合いであり、まず、スキンシップが必要なのです。